【第2回大会】鈴木誠也がMVPに
稲葉篤紀監督が率いたのが、第2回大会。1次リーグでは、ベネズエラ、プエルトリコ、チャイニーズ・タイペイに勝利し3戦全勝。
続くスーパーラウンドでは、アメリカに3対4と敗れるも、オーストラリア、メキシコ、韓国に勝利し決勝に駒を進めた。
決勝の韓国戦は初回に3点を先制されるも、2回に山田哲人選手(ヤクルト)の逆転3ランで逆転し、5対3で勝利。日本がプレミア12初優勝を飾った。
第2回大会のオールワールドチーム(ベストナイン)に、日本からは2塁手で菊池涼介選手(広島)、外野手で鈴木誠也選手(当時・広島)が選ばれ、鈴木選手は打率.444、3本塁打、13打点の活躍でMVPにも輝いた。
◆山本由伸、リリーフで5試合に登板 今永昇太、2試合9イニング1失点
現在メジャーで活躍している選手では、山本由伸投手(当時・オリックス)がリリーフで5試合に登板し、5イニングを投げ1失点、防御率1.80の活躍。今永昇太投手(当時・DeNA)も2試合に先発して、合計9イニングを投げ1失点の活躍。スーパーラウンドのメキシコ戦では勝ち投手になった。
また、現在MLBで活躍する韓国の選手もオールワールドチームに選出されていた。遊撃手にはサンディエゴ・パドレスで活躍するキム・ハソン選手(当時キウム・ヒーローズ)、外野手にはサンフランシスコ・ジャイアンツのイ・ジョンフ選手(当時キウム・ヒーローズ)が選ばれていた。キム・ハソン選手は決勝の日本戦で先制の本塁打を放つ活躍。イ・ジョンフ選手もこの大会で打率.385の成績を収めていた。
大谷選手や鈴木選手など、現在MLBで活躍している選手たちが、過去の大会で活躍していることから、第3回大会でも将来のメジャーリーガーたちの活躍が見られるかもしれない。