元迷惑系YouTuberのへずまりゅうさんが2024年4月20日、6月末をもってSNSやYouTubeなどの活動を引退するとXで明かした。
「子供が産まれた時に親がこんな人間だったら嫌じゃないですか?」
へずまさんは20日、グレーのトレーナーに黄色いキャップを被った自撮り写真を添えて「急ですがSNSを辞めて一般人に戻ります」と明かした。
理由については「子供が産まれた時に親がこんな人間だったら嫌じゃないですか? 今から就職活動をして正社員で普通に働きたいです」とし、「SNSは楽しかったけどたくさんの人に迷惑を掛けて正直死ぬほど辛かった」と吐露。「最後6月末に挑戦したいことだけして引退します」と6月末での引退を示唆した。
自身が広報担当を務めるナイトレジャー系企業「Rio Group」の広報アカウントでも、今後について「リオグループでボーイさんとして雇っていただけるか上司に相談します。まだ何も話していません」と投稿している。
「へずま嫁」ことへずまさんの妻の「しーちゃん」から寄せられた「しーちゃんは反対です」とのリプライには、「ごめん収入は減るけど先のことを考えたら俺は一生こいつで飯を食いたく無い。へずまじゃなく原田で養いたい」と返信した。なお、妻はSNS活動を続けるようで「しーちゃんは今の所やめへんでー」としている。
「SNSを引退しても裏でボランティア活動継続します」
かつては迷惑系として名を馳せるも、現在は能登半島地震のボランティア活動などを行っているへずまさん。
「応援してます!」とのコメントが寄せられると、「最後に良い人で終わりたかったのでキャラとか関係なく原田将大として石川ボランティアをさせていただきました。SNSを引退しても裏でボランティア活動継続します」とした。
「子供が生まれた時」を見据え一般人に戻りたいとしたへずまさんには、「一度限りの人生ですから、ご家族とご自分のために後悔ない人生を過ごされますように」「行動力はめちゃくちゃあると思いますし、何かに真剣に取り組んでる親の姿はかっこいいものですよ」など応援の声も多く寄せられた。
一方で、へずまさんは過去にも複数回引退を撤回してきた経緯がある。21年10月には参院山口選挙区補選での落選を受け引退を宣言するも、わずか4日で復帰。22年7月には9日間で引退を撤回したほか、23年1月1日には22年いっぱいでの活動終了を告知していたにもかかわらず、わずか27分間で撤回し「復活」を宣言する騒動を起こしていた。
こうした過去から、今回の引退宣言についても「ネタ切れになると毎回こうだよな」「どうせすぐもどるやろ?」「前にも言ってなかったっけ?」など、疑いの目を向けるユーザーが少なくないようだ。