「早く打ちたいなと思っていました」
大谷選手は試合後のインタビューで、松井さんの本塁打記録を抜いたことへの感想を聞かれると、「素直に嬉しいですし、前回のホームランから(時間が)かかっているので、早く打ちたいなと思いつつ、今日打てたので、まず安心と喜びがあります」と語った。
また、メジャーに来て松井さんの本塁打記録を抜くことは、目標としてあったのか、については「最近になってどのくらい松井さんが打っていたか知ったので、初めからではないですが、知ってからは目標にしていましたし、早く打ちたいなと思っていました」と回答。
そして、松井さんのようにポストシーズンで活躍することが次の目標か聞かれると、「そうですね。その前に監督の記録を抜きたいなと思います」とユーモアを交えて話すと、笑いが起こった。
大谷選手が言及した「監督の記録」とは、日本生まれの選手がドジャース在籍時に打った本塁打数のことで、1位は沖縄県で生まれたデーブ・ロバーツ監督の7本。ロバーツ監督の記録にあと2本と迫った。