「親戚の集まり」は貴重なものになっていく
少子高齢化が進み、価値観の変化も起きている現在、親戚づきあいそのものも変容していく可能性が見えています。
あるXユーザーが
「このまま未婚率や一人っ子率が高い状態が続くと、我々が後期高齢者になる頃には親戚が集まってワイワイやるというイベントは、富裕層だけで行われるキラキライベントになるのかもしれない」
との持論を述べた投稿が注目されたことがあります。
このまま未婚や一人っ子率が高い状態が続けば、十数年後には親戚が集まってワイワイやるのは富裕層限定のキラキライベントになるのではないか - Togetter
このXユーザーはさらに、「大人になると付き合いが面倒ではあるんだけれど、そういう親戚づきあいも子どもたちに相続されていく無形資産ではあると思うんですよね」と続けています。
投稿に対してXユーザーからは
「(親戚の集まりは)田舎の伝統行事になるのかも」
「うちはすで、親戚が集まる機会は法事だけ」
などといった現状や、さらには
「奇跡的に自分の従兄弟は仲がいいけど、それは昭和の一部分の昭和最後のイベントなんだよな」
「親戚付き合いは、付かず離れずがちょうど良い。考え方は人それぞれだろうけど、あまりに疎遠にするべきではないって私は思ってる」
など、自分の親戚づきあいを踏まえた感想もありました。
たしかに、子どもの数が減れば親戚といえる人の数も、顔を合わせる回数も減ることでしょう。正月や夏休みに親戚が大勢集まる風景も、映画やドラマの中だけでしか見られなくなる可能性は否定できません。
親戚といい交流が出来ている人もいれば、さまざまな理由で意識的に疎遠にしている人もいることでしょう。
もし揉め事が発生してしまってもまったくの他人ではないことから、簡単に関係を断つことが難しいこともあります。
だからこそ匿名で投稿できるXでは、面と向かって言いにくい複雑な思いを打ち明けやすいのかもしれません。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。