人気YouTuberのはじめしゃちょーさんが2024年4月18日にX(@hajimesyacho)を更新。新型コロナワクチンをめぐる集団訴訟を受け、コメント出した。
はじめしゃちょーさんは21年7月2日のユーチューブチャンネルで、当時ワクチン接種推進担当相だった河野太郎氏との対談動画を公開。その中で、新型コロナウイルスワクチンについてさまざまな質問を行っていた。
「疑問を質問形式でお聞きした動画」
今回、ワクチン接種後に死亡した男女の遺族らが国を集団提訴したことが報じられると、一部ネット上で、はじめしゃちょーさんが公開した過去の動画の是非を問う声が噴出。これを受け、はじめしゃちょーさんはXで「今話題になっている、河野大臣とのコロナワクチンに関する動画について、今お話しできる範囲であの動画を作った意図などを説明させてください」と切り出した。
はじめしゃちょーさんは動画について、「当時、河野大臣との対談の機会をいただき、ワクチンについて自分としても気になっており、ウイルスやワクチンの事など何も知らなかったので自分が思う疑問を質問形式でお聞きした動画です」とあらためて説明した。
また当時の動画のコメント欄にも、はじめしゃちょーさん自身が「ちなみに個人的な感想ですが、どんなワクチンでもリスクが全くゼロではないと思ってます」「接種するかしないかは個人の自由。情報の一部だと思ってご覧いただけると嬉しいです」とコメントしており、今回のポストでも「僕自身、それぞれのワクチンにはリスクもあり、接種するしないは個人の判断」と強調。
そのうえで、「僕からの発信も情報の一部として捉えていただけたら良いと思い、動画を投稿しました」と動画投稿の意図を明かした。
また、はじめしゃちょーさんは動画について、「広告案件ではないので費用は一切いただいておらず、動画の収益化も行なっておりません」とつづっていた。
この投稿に、はじめしゃちょーさんの元には、
「リスクゼロのワクチンは無いので個人の判断でどうにかするしかないですよね」
「はじめしゃちょーは『皆さん、ワクチンを打ってください』なんて一言も言ってない」
という声が集まっていた。
新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては、その危険性を周知しないまま接種を推進したのは違法だとして、接種後に死亡した男女の遺族ら13人が24年4月17日、総額9150万円の賠償を国に求める集団訴訟を東京地裁に起こしている。