スラエルのイラン攻撃で、実質賃銀プラスが遠のく?
――ところで現在、23か月連続実質賃銀(2024年2月の毎月勤労統計)のマイナスが続いていますが、仮に3.5%増という物価上昇分より高いボーナスが支給されると、実質賃銀がプラスに転じる日もやってきますか。
北辻宗幹さん わが社では、春闘の成果が今年夏には反映されてきますから、夏場にはプラスに転じるとみています。
しかし、本日(2024年4月19日)も、イスラエルがイランを攻撃したという報道が流れ、日経平均株価が一時1300円も下落するなど、先行きが不透明です。原油高も心配です。
プラスになるのは年末になるか、来年になるか、予断を許さない情勢です。
(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)