ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が2024年4月17日に公開された三菱UFJ銀行のYouTube動画に出演し、三菱UFJフィナンシャルグループの亀澤宏規社長と対談。対談には子供たちも参加し、大谷選手は子供たちの質問に笑顔で回答している。
大谷選手が挙げた「すごい」選手は?
大谷選手は三菱UFJ銀行のブランドパートナーを務めていることから、今回の対談が実現。対談には5人の子供たちも参加して、大谷選手と亀澤社長の対談を見守った。
亀澤社長からは「大谷選手は私から見ると、もうトップオブトップにいらっしゃると思うんですけれども、山登りでいうと何合目ぐらいにいて、どういうところまで目指しているのか」と質問。
これに対して、大谷選手は「それで言うと、自分の山がどのくらい高いのかっていうのが予想でしか分からないので」と回答。「まだてっぺんではないですか?」と問われると「まだてっぺんではないですね」と即答した上で、「年齢的にも今全盛期に入ってきている段階だと思っているので、そういう意味では6、7合目ぐらい」と回答した。
さらに亀澤社長から「この人すごいなっていう選手とか、あこがれている選手とかいますか」との質問には、「それはたくさんいますね」と大谷選手。
「日本の選手をテレビでも見る機会が多かったので、松井さん、イチローさん、ピッチャーだったら松坂さん、ダルビッシュさんもそうですし、野茂さん、黒田さんなどいっぱいいると思うんですけど、そういう方々を僕は小さい頃に見て、やっぱり凄いなと思っています」
大谷選手はメジャーに挑戦してからも国籍、年齢問わず、素晴らしい選手はたくさんいると話した。
カリフォルニアで一番好きなところは?
続いて、子供たちからの質問コーナーでは、野球以外に好きなことについての話になった。
大谷選手は「好きなことありますね。趣味というか、犬飼ってますけど、散歩へ行ったりするのも好きです」と答えた。
また、カリフォルニアで一番好きなところについて聞かれると、「初めて来た時は『In-N-Out Burger』を食べた時が一番おいしいなって」とアメリカの人気ハンバーガーチェーン店の名前を挙げた。
「今はいろいろな高いお店とかも行けるようになりましたけど、一番最初に食べたのはIn-N-Out Burgerだったので、おいしいよって言われて食べてみて、おいしかったですね」
そして、最後に質問する男の子が眠そうにしていると、「眠くなっちゃったかな」と笑顔で気遣う大谷選手。
「どうやったらヒーローになれますか」との質問には、「僕はヒーローではないので」と回答し、次のように続けた。
「この人って格好いいなとか、僕で言ったらそれが野球選手だっただけで、イチローさんであったりとか。そういう方が僕にとってのヒーローだったので。そういうなりたいものを何でもいいと思いますけどね。もちろん勉学の方でもいいと思いますし、いろいろな方面のそういう人たちをまずは好きになって、この人格好いいなと思ったらその人たちの真似をするのもひとつだとは思いますね」
「まずは挑戦してみる」
最後に、大谷選手が未来を背負って立つ子供たちと、これから挑戦しようとしている人たちへおくるメッセージも紹介したい。
「失敗した時につまらないなって思うこともあるかもしれないですけど、いつか違う道で役に立つこともあると思うので、まずは挑戦してみる。その先で超えられるものがいっぱいあるんじゃないかなと思います」