今年の新入社員、3月卒業時点でもう配属先確定5割のなぜ 専門家のアドバイスは「内定前から希望を伝えよう」

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就活生の間でも、入社前の配属先確定に賛否

   このように、入社前に配属先を知りたい学生が多い一方、特に配属先にこだわらない学生も一定数いることがわかった。学生から寄せられたフリーコメントをみると、それがよくわかる。

   入社を決める前に配属先を確定してほしいという意見はこうだ。

「どこの配属先になるか分からないまま選考を受けるよりも、細かく職種別になっているほうが確実に自分のやりたい職種で受けることができるので、就活がやりやすい」(文系女性)
「希望でない職種や適性がない職種に配属されることですぐ辞職するよりも、応募や選考の段階で適性のある仕事や自身の希望する職種配属が確定しているほうが、学生と企業の両方が納得できる」(文系女性)

   一方、入社後でいいという意見にはこんな声が――。

「結局働いてみないとわからないことが大半だと思うので、働いていくなかで自分に合う仕事、職種を見つけるのがよいと考えている」(理系男性)
「自分はスペシャリストよりもゼネラリストになりたいので、昨今のこの流れはあまりよいと思えていない」(文系女性)
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