毎年、一部の人が熱心にポイントを集める「ヤマザキ 春のパンまつり」。今年(2024年)のポイント配布は4月30日までということで、締め切りまで2週間を切っている。
そんななか、山崎製パンの公式サイトで、「デイリーヤマザキは(ポイントが)集めやすい」という告知を発見した。コンビニエンスストアの「デイリーヤマザキ」では「Yamazaki Best Selectionシリーズ」や「デイリーホット」の商品のお弁当や麺類などでもポイントがついているようだ。
では、デイリーヤマザキではどうして、パン以外の商品にもポイントを付けているのだろうか? 理由を広報担当者に聞いた。
コンビニの焼き立てパンにもポイント
「ヤマザキ 春のパンまつり2024」は2024年2月1日~4月30日(北海道は3月1日~5月31日)の期間で、「山崎製パン」の商品についてくるポイントを30点分集めることで、必ず「白いスマートボウル」という景品がもらえる人気のキャンペーンだ。
対象商品には、「ランチパック」や食パンの「ダブルソフト」、4つ入りの「薄皮粒あんパン」や「北海道チーズ蒸しケーキ」など人気商品が並ぶ。点数も商品によって違い、「ダブルソフト」が3点、「ランチパック」は1.5点など価格差を反映している。
一方、コンビニエンスストアのデイリーヤマザキの自社製品にもポイントがつく。たとえば、「カレーライス」で2.5点、「カツ丼」3点、「おにぎり」1点などが付与されている。
では、なぜデイリーヤマザキでだけ、こうしたポイント付与キャンペーンを行っているのか。山崎製パンの広報担当者に質問してみた。
「お弁当やおにぎりなどのおいしさにふれていただきたい」
担当者は、系列店として「ヤマザキ春のパンまつり」を盛り上げる意図があることを上げながら、
「『デイリーヤマザキ』や『ヤマザキショップ』などの当社系列の販売店をご利用いただいているお客様に、ヤマザキグループが製造しているお弁当やおにぎりなどのおいしさにふれていただきたいという思いがあり、より点数を集めやすくしております」
という回答だった。