PR事業大手「ベクトル」のグループ会社で、デジタルマーケテイング支援事業などを行う「Owned」(東京都品川区)の人事部長がXで「私も労働者の1人ですが、労働者守られすぎていませんか?!守られるだけならいいですけど法律がチャレンジしたい人の足引っ張ってません?!」などと投稿し、波紋を広げている。その反響は賛否両論だ。
J-CASTニュースは発言の真意を聞こうと、人事部長と会社に取材を申し込んだが、期日までに回答は得られなかった。
「人事部長」がトレンド入り
人事部長はXで2024年4月11日から12日にかけて、次のようなポストを投稿した(現在は削除済み)。
「採用してしまうとこちらから切ることはほぼ絶対できないので、人間的には採用したいけど、この経歴がちょっと気になるなーと思うと足踏みしてしまいます、、、私も労働者の1人ですが、労働者守られすぎていませんか?!守られるだけならいいですけど法律がチャレンジしたい人の足引っ張ってません?!」
「色々なこと書かれていますが、これだけは心外なので言いたいです。解雇したいという従業員は1人もいません!!採用できないということが言いたいのに!!私の文章が変ですかね」
投稿は拡散され、「人事部長」がトレンド入りした。投稿に対しては、次のように賛否の声が寄せられている。人事部長に理解を示す声としては、
「ポスト内容自体はそんな変なこと言ってないけどな」
「彼女が言うことは一理あるんだけどな 雇用の流動化なんてここ10年以上提唱されて久しい論点なのにここまで燃えるとは」
「名前と所属出した人事がSNSで書くなよって話だけど、日本は労働者が守られ過ぎでダメな社員を解雇できないのは完全に同意」
といったものがある。