「ネットにこそ本当の情報がある」と妄信
今回の問題を含めた同様の被害者は、理想の生活と現実とのギャップ、成功や老後に対する不安を持つと井上氏は話す。前澤氏など著名人になりすました広告の「これをすれば確実にもうかる」というメッセージを見て、理想の生活が送れると信じてしまうのかもしれない。
井上氏によれば、「インターネットにこそ本当の情報がある」と妄信している人が一定数いる。実際は、ネットには嘘の情報も多い。しかし、第三者が広告を疑わしいと指摘しても、本人が聞く耳を持たないケースもある。
こうした詐欺被害の対策について、井上氏は「今回のような広告は嘘であると、マスメディアが警告して報じ続けるしかないのではないか」との見解を示した。
(2024年4月19日11時26分追記)誤字を修正しました。