落語家の立川志らくさんが2024年4月16日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者が不正送金の疑いで訴追された件のメディア報道について、Xで持論を展開した。
「ある程度は仕方がない」ものの...
志らくさんは、大谷選手を疑う論調を「ある程度は仕方がない」としつつ、「ただその疑い方があまりといえば酷かった。野球が出来なくなるとか罪に問われるかもしれないとか」と苦言を呈した。
15日の「ひるおび!」(TBS系)では、志らくさん自身も当初は「親友を救うために金を送金したのかも」と思っていたが、「大谷翔平は人の道から外れることはしないはず。だから彼を責めちゃいけない。野球を奪っちゃらいけない」(投稿原文ママ)と発言した。放送を振り返りながら、「でも疑ったことは事実だから頭を下げた」と説明する。
志らくさんは続けて、多くのコメンテーターが「他人がどうやって大谷の口座にアクセスして送金出来るのか」を説明すべきだと主張していたとして、「それがそもそも失礼な話」と指摘する。
例え話として、自分しか解錠番号を知らない金庫から、弟子が大金を盗んだ場合に、もし説明を求められても「そんな事言われても私から言わせれば、どうやって金庫を開けたかは私が聞きたい。なんで金を盗まれて悲しんでいる被害者にそんなことを聞くんだ?」。そして最後には「だから今回大谷翔平を疑った人、それも共犯者の如く疑ってそれを世間に広めた人は絶対に謝罪すべき。それが人の道だ」と強く訴えた。