「動画に自分が映り込んでいる」「黄色い線の上で動画を撮影」
収益目的の撮影行為については、JR東日本がそもそも公式サイトで禁止を明記している。サイト上の「Q&A」では、「個人の営利活動における駅や列車内など弊社の保有する施設内での各種撮影はご遠慮をいただいております」とあった。
また、「収益性のある動画共有サイト投稿などの営利活動を除いた個人的な趣味等での撮影に関しては、安全上の問題がなく、ほかのお客さまのご迷惑にならなければ、特に禁止をしているということはございません」としたうえで、「他のお客さまとの間でトラブルになるといった事象も考えられますので、十分ご配慮いただきますようお願いいたします」と呼びかけている。
宇都宮駅の貼り紙について、JR東日本大宮支社の広報室は4月17日、J-CASTニュースの取材に対し、2月下旬から新幹線の改札内にある階段やホーム上の待合室など数か所で掲示していると答えた。
そのうえで、掲示した理由については、次のように説明した。
「鉄道ファンの行為かどうかは分かりませんが、収益性のある動画共有サイトのTikTokにホーム上で新幹線の車両などを撮影した動画が複数回投稿されていました。また、新幹線のホーム上で黄色い線の上に立って撮影する方を認めましたため、注意喚起するために貼っています」
どんなトラブルが発生しているかについては、こう答えた。
「ホーム上で新幹線を待っておられたお客様から、動画に自分が映り込んでいると、問い合わせセンターに意見が複数回ありました。また、黄色い線の上で動画を撮影している人がいるとのお声も複数回ありました」
動画の撮影は、新幹線のホーム上だけで、在来線については聞いていないという。私人逮捕系ユーチューバーについては、そのような情報はないとしている。
貼り紙の効果について、「掲示してから、特に意見は聞いておらず、今のところ落ち着いています。駅員も動画撮影者を見かけないと言いますので、効果は出ていると思います」と話した。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)
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— あまうさんま (@Amausa_Samma) April 14, 2024