ビジュアル系バンド「the GazettE」のベーシスト・REITAさんが2024年4月15日に死去した。バンドの公式サイトで16日に発表された。
国内外のファンからは、REITAさんがXに遺した最後の投稿に注目する声が上がっている。
バンドメンバーや所属会社社員も「この事態を到底受け入れられる状態ではなく悔やみきれない思い」
「the GazettE」は、2002年に結成され05年にメジャーデビューしたビジュアル系バンドだ。REITAさんは前身となるバンドからベーシストとして活動してきた。
バンド公式サイトが16日、「皆様へ大切なお知らせ」を公開。「弊社所属、the Gazettのベーシスト REITA が令和6年4月15日に永眠いたしました」として訃報を伝えた。42歳だった。死因などは明らかになっていない。
「バンドに対し熱い想いで活動をしてきた彼のエネルギーは、決してこれからも変わることなく輝くことと思います」と故人をしのびつつ、「あまりに突然の信じ難い出来事に、所属メンバーや社員は未だ戸惑いの中にあり、この事態を到底受け入れられる状態ではなく悔やみきれない思いであります」とメンバーらはまだ混乱の最中にいるとしている。
「REITAがいての永遠だろう、、、本当に本当になんでなの」
ファンからは、REITAさんがXに遺した最後の投稿に注目する声が相次いだ。
亡くなる前日の14日には、22年から23年にかけて開催されたライブツアー「LIVE TOUR2022-2023 MASS "THE FINAL" LIVE AT NIPPON BUDOKAN」の千秋楽の映像を収めたLIVE DVDおよびBlu-rayの発売日に関する投稿を引用し、「延期してしまった映像作品もリリースまであと数日。是非観てくださいね」と呼びかけていたREITAさん。
15日未明には「the GazettEは永遠であってほしいと願う」とつづっており、これが最後の投稿となった。
北米・南米・ヨーロッパ諸国をめぐるワールドツアーを開催したこともあるthe GazettE。REITAさんの意味深長な言葉に、国内外のファンから悲しみの声が寄せられている。
「the GazettEも永遠であって欲しいけど れいたさんも永遠であってもらいたかった どうかフェイクニュースでありますように」
「これ、どういう思いで呟いたんだろう、、、REITAがいての永遠だろう、、、本当に本当になんでなの」
「You're eternal in our hearts and soul and the Gazerock will never end(あなたは私たちの心と魂の中で永遠で、the GazettEは決して終わらない)」
「the GazettE is forever. I can't even begin to process the news.. I can't believe you're gone. You and the GazettE will live forever in our hearts. We love you always. Fly high, angel.(the GazettEは永遠だ。このニュースをどう受け止めたらいいのか...。君がいなくなるなんて信じられない。君とGazettEは永遠に僕らの心の中で生き続けるだろう。いつまでも愛しているよ。高らかに羽ばたいてくれ、天使よ)」
the GazettEは永遠であってほしいと願う
— REITA_the GazettE (@gazette05Reita) April 14, 2024