「オースティン選手が6番に入れば、結構なボリュームの打線に」
「想定だと桑原選手に代わってオースティン選手が外野を守る。守備的な面で若干マイナスが出てくるが、攻撃面を考えるとプラスの方が大きいと思います」
打順は「4番を任せると思います」とし、次のように打順を組んだ。
開幕から主に1番・度会、2番オースティン、3番・佐野、4番・牧秀悟、5番・宮崎敏郎で打線を組んできた。
これが、筒香加入後は1番・佐野、2番・度会、3番・牧、4番・筒香、5番・宮崎と予想した。
橋上氏は「ここにオースティン選手が6番に入れば、結構なボリュームの打線になる」とした。
主力としての期待がかかる一方で、不安視されるのが5年ぶりとなる日本野球への対応だ。橋上氏は、筒香が日本にいた時代よりも日本の投手力が格段にレベルアップしたと指摘し、すぐに適応するのは難しく一定の時間が必要だと解説した。
「メジャーリーグから日本に復帰した選手は何人もいますが、年齢的なものもありメジャーリーグに行く前よりも成績がよい選手はなかなかいません。
日本のピッチャーはここ数年、世界的にかなり高いレベルになってきたので、昔は日本のバッターがアメリカのピッチャーにてこずっていたが、今は逆転現象が起きている。筒香選手にとってアメリカに行く前の感覚でいると苦戦すると思います」
スポーツ紙の報道によると、入団後しばらくはファームの試合で調整する見通しだ。