お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんが2024年4月15日に公式YouTubeチャンネルを更新し、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正送金した疑いで訴追された元通訳・水原一平容疑者について言及した。
「俺がオモチャみたいやん」
水原容疑者をめぐっては、21年12月から24年1月までの期間に約1万9000回の賭けを行い、損失額は62億円であると複数メディアで報じられている。
ギャンブル好きとして知られ、競馬予想の際などに「生涯収支マイナス3億円君」を名乗る粗品さんは4月12日、Xで、水原容疑者の報道を受けて「生涯収支マイナス62億円君」の単語がトレンド入りした際のスクリーンショットを添えて、「お兄ちゃん。。。」と投稿していた。
粗品さんは、SNSで話題になったニュースについて語る企画「1人賛否」を行った動画の中で、水原氏をめぐる一連の報道に触れ、「何が良くないってホンマに営業妨害やわ。勘弁してくれよ!」「俺がオモチャみたいやん。『生涯収支マイナス3億円君』。結構インパクトあったんよ? 当時は」といい、「トレンド上がってましたよ、『生涯収支マイナス62億円君』って。何年かかんねん、おい!あと59年かかるやん俺。お兄ちゃんに並ぶには。めちゃくちゃやん!」と嘆いた。
「痺れますねぇというか、アカンで!」
1月に競馬的中で得た約2400万円を能登半島地震の義援金として寄付している粗品さんは、「面白いんですよね。俺が寄付した金額が水原一平氏の1回の最高ベットやったり」「俺が年始に競馬でぶち当てて寄付した金額を、水原お兄ちゃんはギャンブルに2400万突っ込んでた時がある...痺れますねぇ」と感心しつつも、
「痺れますねぇというか、アカンで!」
「おちゃらけれてたけど今までは。真偽があれやったから。結構バシッと決まってしまった感じがあって、『1人賛否』とはいえ擁護できないのかなと言う感じですね」
と厳しい見解を示した。一方で、粗品さんは「この額賭けてて、この回収率、約78%という結果は目を見張るものがあるなぁ」とギャンブルの腕前に一定の評価を下し、「いやこれ、すごいよ。正直教えて欲しい。ノウハウ」「この額賭けてて78%はいかついんよな。もうそれ、勝ちやで?ハッキリ言うて」と話していた。