「男の収入と女の若さが交換」? 婚活事業大手の1万人調査、「年収別の相手との年齢差」が生々しすぎる

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   婚活事業大手のIBJ(東京都新宿区)が2024年4月15日、同社の結婚相談所ネットワーク内における成婚者データを分析した「成婚白書2023年度版」を公開した。

   そのなかで、男性の年収別に成婚相手との年齢差を比較したグラフが、Xで「生々しい」などと関心を集めている。

  • 写真はイメージ
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  • IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
    IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
  • IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
    IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
  • IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
    IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
  • IBJが成婚者データをもとに「成婚白書2023年度版」を公開した
    IBJが成婚者データをもとに「成婚白書2023年度版」を公開した
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  • IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
  • IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
  • IBJが成婚者データをもとに公開した「成婚白書2023年度版」より
  • IBJが成婚者データをもとに「成婚白書2023年度版」を公開した

年収300万円の成婚相手は-1.7歳、2100万円は-8.3歳

   成婚白書は、23年にIBJの結婚相談所ネットワーク内で成婚退会した1万3516人のデータを扱い、「成婚を増やすために重要なポイント」の数々を検証している。中央値としての成婚者像は前年と大きな変化はなく、年齢は男性が38歳、女性が34歳になったという。

   話題となっているのは「男性の年収別、成婚相手との年齢差」と題した折れ線グラフだ。横軸は男性年収が300万~2100万円まで100万円刻み、縦軸は成婚相手との年齢差が、下から「-1」~「-9」歳まで1歳刻みで示されている。

   全体的な傾向としては、男性年収が高くなるほど年齢差が開いている。例えば300万円では-1.7歳、700万円で-3.2歳、1100万円は-5.4歳、2100万円に至っては-8.3歳。同社は、「結婚相手に求める年齢がある場合は、男女ともに、自身の年齢や年収を把握したうえで活動をすると、結婚につながる可能性が高くなるだろう」とアドバイスしている。

   グラフはXで大きく拡散され、「年収低い人含め、皆歳下女性が相手なんですな...」「つまり、男は年上を狙うのがブルーオーシャン」といった反応があがったほか、

「金持ちほど若い女子と結婚しやすいという生々しいデータ」
「男は全員年下好きだけど年の壁を突破出来るのは金が重要ってことだよな」
「男の収入と女の若さが交換されているのがよくわかるグラフ」

との見方が出ている。

「相関があるように見えるだけ」バイアス指摘も

   一方、グラフから読み取れる情報には何らかのバイアスがかかっており先のような見方は一概に出来ないのではないか、と指摘するユーザーもみられる。

「結婚相談所で成婚した人のデータだから、学校とか職場で出会って結婚した人同士だとここまで年齢差開かないんじゃないかね」
「若くて高収入だと相談所要らなそうだし、高齢の高収入会員さんが成婚してるってグラフな感じですね」
「年収と男性の年齢に相関があり、男性の年齢と年齢差に相関がある→年収と年齢差に相関があるように見えるだけ」
「22歳と30歳、42歳と50歳、70歳と78歳、の結婚は少し見方が違う」

   年代別の男性年収に関して成婚白書では、成婚者と、活動中の会員を比較したグラフも掲載されている。成婚者か否かに限らず、年収はどちらも50代までは右肩上がりだ。

   ただ、「20・30 代は 60 万円ほど成婚者の方が年収が高く、40 代以降になると 100 万円以上もの差が開いていることから、男性は年齢が上がるに連れて、より高い年収を求められる傾向がある」とされる。

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