4月15日はMLBにとって特別な日で、「ジャッキー・ロビンソン・デー」と呼ばれている。
大谷翔平選手や山本由伸投手らドジャースのメンバーは、2024年4月15日(日本時間16日)、ドジャー・スタジアムにあるジャッキー・ロビンソン像の前で行われた式典に参加した。
また、MLB公式Xでは、日本のプロ野球で活躍する若手有望株、中日ドラゴンズのブライト健太選手もジャッキー・ロビンソンに影響を受けた選手の1人として紹介された。
ドジャース公式Xは「ジャッキー・ロビンソン」仕様に
ジャッキー・ロビンソンは初の黒人メジャーリーガーとして、球史にその名を刻む。1947年から1956年の10年間、ロサンゼルス・ドジャースの前身「ブルックリン・ドジャース」で活躍した。現在、ジャッキー・ロビンソンが付けた背番号42はMLBの全球団で永久欠番となっている。
そして、人種の壁を乗り越えメジャーリーグでプレーしたジャッキー・ロビンソンの功績を称え、ジャッキー・ロビンソンがメジャーデビューを果たした4月15日は、「ジャッキー・ロビンソン・デー」として全ての選手が背番号42を付けてプレーをする。
この日は、ドジャース公式Xのプロフィール画像やヘッダー画像もジャッキー・ロビンソン仕様に変更されていた。
試合前、大谷翔平選手や山本由伸投手らドジャースのメンバーと対戦相手のワシントン・ナショナルズのメンバーが背番号42を付け、ドジャー・スタジアムにあるジャッキー・ロビンソン像の前で行われた式典に参加。銅像の前で集合写真を撮影した。
この様子にXでは「全員42番!!みんなお揃いでカッコいい!」「大谷翔平デーもいつかできたりして...」などのコメントが見られた。
ブライト選手「私にとっては大きな意味があります」
また、MLB公式Xはジャッキー・ロビンソンに影響を受けた選手として、中日ドラゴンズのブライト健太選手を紹介した。
日本人の母とガーナ人の父の間に生まれたブライト選手は、中日に入団して以来、自身の強い希望で背番号42を背負う。MLB公式Xは、そんなブライト選手の次のようなコメントを掲載した。
「最初に思い浮かんだのは、私のユニフォームがドジャースの42番のようになるということでした。それが第一印象でした。私にとっては大きな意味があります」
ブライト選手は今シーズンまだ1軍での出場はないが、「ブライト健太選手、頑張って」などのコメントが寄せられていた。
Honoring Jackie and the impact he’s made on and off the field. Thank you @Nationals for joining the celebration. #Jackie42 pic.twitter.com/SY9VOUFoHW
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) April 15, 2024