ラーメン店倒産急増「失敗するパターン」を専門家が指摘 安いメニュー、半額券の配布が危険なワケ

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成功している店の特色は

   ラーメンの価格については、J-CASTニュースBizの2024年2月9日付記事で、ラーメン店「でぶちゃん」を経営する甲斐康太氏が言及していた。

   同店で最も高いメニューは、「天城黒豚チャーシューメン」が1550円のほか、1400円や1250円のラーメンが並ぶ。(4月10日時点)。甲斐氏によると、「売価を上げると、会社に残るお金が増えます。その分を人に投資するとお店のサービスクオリティーが上がります。そうするとお客様も増えて、プラスの連鎖が生まれます」と話していた。

   「人気ジャンル」を押し出して、成功しているラーメンチェーンもある。「横浜家系ラーメン」や「ラーメン二郎リスペクト系」を運営する、ギフトホールディングスだ。家系の「町田商店」は全国136店舗展開。ラーメン単品は800円だが、いろいろな具材がトッピングされた特製ラーメンは1100円だ。

   さらに、二郎リスペクト系を提供する「豚山」は全国に全国33店舗展開で、小ラーメン900円、チャーシュー8枚の大ぶたダブルは1350円となっている。

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