文春砲が炸裂した。2024年4月10日発売の月刊「文藝春秋」が、「小池百合子都知事 元側近の爆弾告発」「私は学歴詐称工作に加担してしまった」という全16ページの衝撃手記を掲載した。元都民ファーストの会事務総長で弁護士の小島敏郎氏が執筆している。
そこには、小島氏が発案をして元ジャーナリストのA氏が原案を書き小池百合子氏らが英語にして日本文も作って、小池氏がカイロ大を卒業したというものを駐日エジプト大使館のフェイスブックへ掲載した経緯が書かれている。
元側近の内部告発には、袂を分かった相当の経緯がある
小島氏は、「小池さん、これ以上、周囲の人を巻き込み、共犯者を作らないでください。そして自ら真実を述べ、出処進退を決めてください」と結んでいる。
この件については、小池氏が公開したとする卒業証書では事態収拾できないとした小池氏が、さらにフェイスブックへの掲載で学歴詐称の沈静化を図ったものだが、それが小池氏側の工作であったと、小島氏がバラしたわけだ。
小池氏周辺は「卒業証書を公開するなどしており、説明は尽くされている」としている。
もっとも、元側近の内部告発には、袂を分かった相当の経緯があるわけで、一方的に100%正しいともいえないこともある。