働き盛りにおススメ!忙しくても「運動を習慣化する秘訣」 運動する喜びの「引き出し」多く持つ/ニッセイ基礎研究所・村松容子さん

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古いシューズが頑張った自分のトロフィーに

――古いシューズが頑張った自分のトロフィーになるわけですね。

村松容子さん 運動をすると得られる「喜び」が1つだけだと、いずれ飽きてくるものです。

そこで、少しずつ違う目線の「喜びの引き出し」をいっぱい作っておくといいです。たとえば、ランニングをしていても、最初は面白いようにタイムが伸びても、いずれ伸び悩むときがくるでしょう。

ランニングのアプリには、モーションセンサーで自分のフォームをチェックしてアドバイスをもらえるものもあります。

アプリのそうした機能を活用すれば、タイムを伸ばすことから、今度はフォームを直す充実感が得られるようになります。運動の世界がぐんと広がります。

ただ、アプリが運動データを読み込み、「頑張りましたね」とほめてくれるとしても、やっぱり運動が続かない人は続かないようです。友人や家族から直接、「最近、顔色がよくなったね」と声をかけられたほうが、うれしいのかもしれません。

   <働き盛りにおススメ!忙しくても「運動を習慣化する秘訣」 いまのうちに鍛えないと、高齢期の健康に影響が/ニッセイ基礎研究所・村松容子さん>に続く。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)



【プロフィール】
村松 容子(むらまつ・ようこ)
ニッセイ基礎研究所主任研究員析

2003年ニッセイ基礎研究所入社。
健康・医療分野における人々の不安・対処動向を研究。人生100年時代を見据え、健康長寿を願うなか、人々がどういった不安を抱えているのか、どういった対策をしているか調査・分析。
また、人々の健康課題の解決に向けて、国の健康・医療に関する政策を、生活者の視点から解釈し、伝えている。

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