「『絶対に顔を映さない』という条件でインタビューを受けた」
番組の放送後、娘の父親は4月9日、モーニングショーに対し、X上で抗議の意向を示した。
それによると、父親は、番組のスタッフからインタビューの依頼を受け、一度断ったが、スタッフから「どうしても」と言われ、「絶対に顔を映さない」という条件でインタビューを受けたという。
「ですが、実際のオンエアでは私に加え、一緒に取材を受けた2歳の娘の顔もハッキリと映っています。一生懸命頑張っている現場のディレクターさんの姿を見て、善意で出演したのですが、非常に残念です」
放送された内容を確認し、家族で話し合った結果、「子供の顔が判別可能なレベルでハッキリと映ってしまっていること」を重く受け止め、抗議することにしたと説明した。そのうえで、「今回の件はテレビ朝日に対し、厳重に抗議した上でしかるべき措置をとらせていただきます」と明らかにした。
さらに、補足的な内容を投稿して、「本件についてはきちんと説明しないと誤解を生む可能性があったため、発信させていただきました。不快な思いをされた方、申し訳ございません」と述べた。
娘の父親は10日、J-CASTニュースの取材に対し、「現在、テレビ朝日と直接コミュニケーションをとっておりまして、まだ詳細が話せない状況です」と答えた。
テレビ朝日の広報部は同日、取材に対し、この父親とは連絡を取っているとして、「そのため、詳細につきましてはお答えを控えさせていただきます」とコメントした。
父親がXで抗議の意向を示した翌日にあたる4月10日の「モーニングショー」では、特にこの問題に関する言及はなかった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)