「懐かしい方」を「無視するのもご無礼だと思い、とっさに出てきた」
退職届提出後に開いた記者会見で、辞世の句を口にした意図を問われた川勝知事は、
「今日はここ(記者会見)でしか、一言もしゃべる予定がなかったが、懐かしい方がそこにいらしたので、思わず......。無視するのもご無礼だと思い、とっさに出てきた」
と説明。さらに
「素晴らしい辞世の句だと思う。ガラシャというのはキリスト者、カトリック。だから自殺するわけにもいかないが、辱しめを受けないために死を決意した。その死の決意の時に、泣き叫ぶわけでもなく逃げるわけでもなく......」
などと続け、この辞世の句は「感動的」だと説明した。「それは昔から行動規範として持っているものだ」とも話した。