俳優でタレントの遠野なぎこさんが2024年4月9日にインスタグラムを更新し、犬や猫を飼う人に向けて、「覚悟がある方だけ可愛いニャンさんワンちゃんのご家族をお迎えになられて下さい」などと注意喚起を行った。
遠野さんは1日に、ペットショップで出会ったラグドール「愁くん」を迎え入れたと報告していた。以前飼っていた猫2匹の死を経て、4年ぶりの飼育となる。
「思そこには当然ながら現実があります」
遠野さんはインスタで、「とても沢山の方々へのお願いです」と前置き、「ニャンさんは、可愛いです。本当にぬいぐるみさんのように、愛らしい存在です」と切り出す。一方で、「ですが、そこには当然ながら現実があります」と忠告した。
遠野さんは、「先ず第一に、沢山のお金がかかります」とし、「人間と同じく病気もしますし、怪我をする事だってあります。大学病院に行ったり、ER(編注:救急救命)に行く事だってあります」と説明。また、ペットのために「保険にも加入して頂きたいというのが私の個人的な気持ちです」と伝えた。
さらに、「毎日、1日何回もご飯や新鮮なお水を替えます。ウンチやオシッコの状態も、1日何度も確認します。ブラッシングの練習もします。お耳掃除もします。時には心を鬼にして、爪切りもします。トリミングもします」と世話をする大変さを強調。
「その子によっては、嘔吐やお粗相もする場合もあります。お気に入りの家具なんて使えません。病気になれば日々の病院通いも、場合によってはお薬投与も注射も日々のママの役割になります」と、飼い始めるとペット中心の生活になることを示唆。その上で、
「何一つ、子育ては思い通りになんていきません。それでも...私なんかが申し上げる事ではない事は重々承知しておりますが、どうかそれでもの覚悟がある方だけ可愛いニャンさんワンちゃんのご家族をお迎えになられて下さい」
と呼びかけた。遠野さんは「"愛"は、幸せであり"闘い"でもあると思うのです。とてもとても、幸せな闘いです」とコメント。「覚悟さえあれば、環境さえ整っていれば迎え入れられるあなたはめちゃくちゃ幸せ者です」とし、最後には「ヘヘッ、生意気言ってゴメンね」と付け足していた。