作家の乙武洋匡氏(48)が2024年4月8日、東京都内で記者会見し、16日告示、28日投開票の衆院東京15区補欠選挙に無所属で出馬することを明らかにした。
乙武氏は、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が国政進出を目指して設立した「ファーストの会」の副代表をしており、同会から推薦を受ける予定だ。
過去の女性問題には、「深く反省」と謝罪
乙武氏は、自身が障害者であることに触れ、「政治の力で、困っている人の力になりたいと思っています」と決意を語った。
自民党が独自候補を立てず、乙武氏を推薦する方向と報じられたが、乙武氏は、各党からの推薦については、政策を踏まえて判断するという。そのうえで、「現時点ではどの政党にも推薦依頼は出しておりません」として、無所属で出馬することを強調した。
過去に女性問題が報じられたことについても言及し、「深く反省しています。信頼を失ってしまい、改めてお詫びしたい」と述べた。