「定型発達以外の子は排除したかったんだろうな」 息子めぐる幼稚園の「トラウマ」...現役声優が告白

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「あとは、息子くんだけですからね」

   入園式が終わると、「まだオムツの子はどれくらいいますか?」と保護者に向けた質問が。クラスの保護者の半数足らずが手を挙げたところ、「今はまだいいですけど、オムツは早く外してください。なるべく早くトイレに行けるようになってください。オムツもそんなに置けないですし、替えるのも大変なので」と告げられたという。

   井ノ上さんは、「えっ、えっ??何でそんなにキツイ言い方するの?笑顔なのに圧がすごいんですけど」「でも、そういうのって個人のタイミングによるってみんな言ってたし、いろんなところに書いてあるし、たぶんどの保護者も頑張ってないわけではないと思うんだけど......」と疑問を呈しつつ、「この幼稚園、なんか怖い...と初日に感じたのでした」と振り返った。

   7日のブログエントリーでも回想を続けている。息子はオムツを外す訓練が上手くいかず、「パンツにしちゃうと、8時間でも9時間でも我慢してしまう」状況だった。医師からは「まだトレーニングをする時期じゃないかもしれないから、焦らないで」とのアドバイスを受けた一方、幼稚園の教諭からは「みんなやることだから。頑張ってください」と伝えられたという。

   他の園児たちが続々とオムツを卒業する中、オムツを袋ごと持って帰った終業式の日には、井ノ上さんは教諭から「あとは、息子くんだけですからね」と伝えられたという。息子は「もう持ってこないでね?!笑」と声をかけられたとし、井ノ上さんは「先生的には、ポジティブに背中を押したつもりだったんでしょう。でも、その言葉は、私と息子が傷つくには十分でした」とこぼす。

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