「絶好調」中日は「中田&細川砲」投打噛み合う オリックスはまさかの「最下位」大苦戦【セ・パ12球団通信簿】

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【パ・リーグ】ロッテ佐々木朗希が好投 7日はプロ入り後、自己最多111球

   続いてパ・リーグ。現在の首位はソフトバンクと西武(共に6勝3敗)、3位が日本ハム(4勝4敗)、4位がロッテ(4勝5敗)、5位が楽天(3勝5敗)、最下位がオリックス(3勝6敗)となっている。

   首位ソフトバンクは打線の主軸、柳田悠岐選手(打率.367、1本塁打、9打点)と近藤健介選手(打率.375、1本塁打、3打点)が好調だ。巨人から移籍したウォーカーも打率.267、1本塁打、3打点の活躍。FAで加入した山川穂高選手はホームランこそ1本出ているものの、打率は.176と低調。山川選手が打ち始めれば、打線はさらに脅威となる。

   同じく首位の西武は投手陣が自慢だ。チーム防御率1.27は12球団トップ。今井達也投手(防御率0.64)、平良海馬投手(防御率0.00)、隅田知一郎投手(防御率1.42)、1年目の武内夏暉投手(防御率0.00)など先発投手陣が安定している。ソフトバンクから加入した甲斐野央投手もここまで5試合投げ、全て無失点と好投を続けている。盤石な投手陣を抱える西武が5年ぶりのリーグ優勝となるのか。

   3位の日本ハムはエース・伊藤大海投手が2試合を投げ、1勝16奪三振、防御率1.38。オリックスからFAで加入した山﨑福也投手は1試合を投げ、1敗、3奪三振、防御率2.84。打線の主軸・万波中正選手は打率.258、1本塁打、5打点の成績。新庄剛志監督が就任して3年目。3年連続最下位は阻止したい。

   4位ロッテは佐々木朗希投手がここまで2試合を投げ、1勝、16奪三振、防御率2.25の成績。7日のオリックス戦は、7回9奪三振2失点、プロ入り後では自己最多の111球を投げた。このまま昨シーズンまでとは違い、長いイニングをこなしていくのか。佐々木投手が1シーズン先発ローテーションを投げ切れるかが、順位にも直結してきそうだ。

   5位楽天はチーム打率.199でリーグ5位だが、チーム得点はリーグ3位の20得点と効率よく得点している。投手陣は今シーズンからクローザーに転向した則本昂大投手がここまで3試合投げ、1勝1セーブ、防御率0.00と結果を出している。9回の則本投手につなげるまでがカギになりそうだ。

   最下位はパ・リーグ3連覇中のオリックス。チーム打率.179は最下位と打撃に苦しんでいる。広島からFAで加入した西川龍馬選手はここまで打率.250、0本塁打、1打点と、本領を発揮できていない。昨シーズン、首位打者の頓宮裕真選手も打率.048と苦しんでいる。もっとも、投手陣は盤石だ。宮城大弥投手が2試合連続クオリティスタートと好投を見せるも、援護に恵まれず0勝2敗。山﨑颯一郎投手や吉田輝星投手、平野佳寿などリリーフ陣も好投しているため、投打がかみ合えば上昇していきそうだ。

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