嘘から出た実。そんな言葉がぴったりなXの投稿が話題になっている。
2024年4月2日、Xユーザーのつくね(@merompans)さんが2枚の写真と共に「エイプリルフール企画ではなく、無いなら作ればいいのよ」と投稿した。
大きなダース作りました
つくねさんが投稿した写真は、森永製菓から製造、販売されているチョコレート菓子「DARS」(ダース)の写真だが、とてつもなく大きい。普通のサイズのダース1粒と比べられているが、その大きさがよくわかる。
これは森永製菓のXがエイプリルフールネタとして、12箱分(144粒)のダースを1つにしたチョコ、その名も「GROSS」の投稿を受けて、つくねさんが投稿したもの。投稿したダースを作ったのは、22年くらいのことだという。
つくねさんが作った大きなダースには「嘘が真実になってる!!」「行動力すげーなw」「完全再現!凄いですね」「森永さんに届け!!」などのコメントが寄せられ、2万6000を超えるいいね(4月5日夕時点)が付いている。
実際にどのように作ったのだろうか。J-CASTニュースは5日、つくねさんに話を聞いた。
鏡文字でDARSの文字を作るのに苦戦
大きいお菓子を作ることが趣味だというつくねさん。約30箱分のダースで大きなダースを作ったという。
「開封して、湯煎で溶かして、自作(紙とクッキングシートと発泡スチロール)の型に流して作りました」
大きなダースの制作にあたり、鏡文字で作らないといけなかったため、DARSの文字を作るのが大変だったとのこと。作ってみた感想を次のように語ってくれた。
「概ね想像通りに作れたので大満足です!基本はそのお菓子をそのまま使って大きいのを作っているので、味は全然変わりません!やりきった感と、一口で終わらない満足感が毎度たまらないです」
大きなダースは細かくカットしてそのまま食べたり、ホットチョコレートにして飲んだりして、1週間くらいで完食したそうだ。
エイプリルフール企画ではなく
— つくね (@merompans) April 2, 2024
無いなら作ればいいのよ https://t.co/iI47Opxu4d pic.twitter.com/4EArrvrOI8