2025年シーズンのメジャーリーグ開幕シリーズについて、2025年3月19日、20日に東京ドームで行われる見通しであることを2024年4月3日、プロ野球の榊原定征コミッショナーが明らかにしたと複数のメディアが報じた。
ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスのカードが内定しているとの報道もあり、チケット代も高騰しそうだ。
ドジャースとカブスが内定との報道も
日本でのメジャーリーグ開催が実現すれば、2019年に東京ドームで開催され、イチローさんの引退試合となったマリナーズ対アスレチックス戦以来6年ぶりとなる。
対戦カードについては、米メディア「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者がロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスに内定したと3月24日に報じている。
ドジャースには大谷翔平選手と山本由伸投手、カブスには鈴木誠也選手と今永昇太投手が所属している。この2チームの開幕カードが実現すれば、盛り上がること間違いなしだ。
そうなった場合、チケット代はどうなるのか。過去の事例から、紐解いていこう。
まずは2019年、東京ドームで行われたマリナーズとアスレチックスの開幕シリーズチケット価格はどうだったのだろうか。
一番高い席は「エキサイトシート」の40000円。バックネット裏の「プレミア指定席S」が25000円、両軍ベンチ付近の「指定席S」が18000円、エキサイトシート後方の「指定席A」が12000円、「外野指定席」が4500円、「立ち見席」が2000円だった。
ちなみに、巨人の2024年シーズン東京ドームチケット価格は、「DAZNエキサイトシート カテゴリII」の14500円が一番高い。ついで、「指定席S カテゴリI」が6800円、「指定席A カテゴリI」が5800円、「外野指定席 カテゴリI」が2300円、「立ち見席」が1500円となっている(なお、東京ドームでは、試合日によってチケット料金が2パターン(カテゴリIとIIに分かれている)。
当時とは物価や販売の仕組みも違うだろうし、そもそもメジャーメジャーリーグ開幕シリーズという超プレミアムな試合とあって単純比較はできないものの、2019年のメジャー開幕カードのチケット価格と2024年シーズン巨人戦のチケット価格を比べ、エキサイトシート、指定席S、指定席Aでメジャー開幕カードの方が2倍以上の価格が付いているかたちだ。