人気ロックバンド「Novelbright」のベーシスト・圭吾さんがインスタグラムのストーリーズに投稿したとされる内容が、Xで波紋を広げた。圭吾さんはストーリーズとXで謝罪と釈明のポストを投稿し、これに音楽ファンらからさまざまな意見が寄せられている。
「物理的なものを超えたサービスは俺たちには出来ない」
議論の発端となった圭吾さんのストーリーズの投稿は、2024年4月3日までに見られなくなっているが、Xで拡散されたスクリーンショットによると、ファンからの「地方民にも人権下さい。泣」とのコメントに「地方民の為のSNSやオンライン販売やサブスク 現代の技術に感謝やで」「イベントに参加しやすいのは高い家賃や物価を払ってる都会人の特権やな」と返信したとみられる。
これがXで拡散されると、
「今は上京してるから好きにライブ行きまくってるけど地方民はそう簡単に行けないじゃん。特に飛行機乗って宿も予約してっていう必要がある北海道民とかそのレベルで遠い地方民はさ 」
「質問者さんの年齢層わからんけど、もし学生だったら『高い家賃や物価を払ってる都会人の特権』じゃなくて『偶然都会に生まれた人の特権』で不平等を感じるのは当然なんだよ ...」
「建前でも『ごめんね~もっと頑張って地方も行けるようにするね』とかでも言っときゃ良いのにな、、、どうしたって都会に行けない田舎の学生の頃こんなん言われたら絶望するわ」
などの声が上がった。
圭吾さんは3日にXを更新し、「該当の最初の投稿、言葉遣い悪くてすみません」と謝罪。拡散されているストーリーズの直後の投稿として、
「『東京だけずるい』って意見ぶつけるの俺は好きじゃないんよなー!日々の活動拠点が東京で、そういうイベントが関東で行われるのは当然のことなんじゃないかなあ?だからイベントに参加したくて東京に住んでる人は友達だったり仕事だったり家族だったり、何かを諦めて東京住んでる人もいるわけで なんなら地方から、たくさんお金と時間をかけて東京まで来てくれる人もいるわけで そんな中で『東京だけずるい』って言われたらどう感じると思う?」
「あなたにはあなたが選んだ居住環境があるわけで、物理的なものを超えたサービスは俺たちには出来ないわけなんよね」
などと書かれたストーリーズのスクリーンショットを公開した。
圭吾さんは、話題となったストーリーズに書いた「イベント」とは「ゲリラ的なポップアップやサイン会という意味」だったとして、「毎年地方にライブ周ってます」と、地方でのライブ活動も精力的に行っていると釈明した。