スマートウォッチ利用者はボランティア、スポーツ、旅行...すべてに積極的でアクティブ これは身につける効果なのか?専門家に聞いた

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ポジティブスパイラルが発生し、生き方に積極的になる?

――2つの調査リポートは、ともにスマートウォッチの利用者が「健康に自信があり、アクティブである」ことや「旅行やボランティア活動にも積極的である」ということを示しています。
これは、「健康的で明るく前向き」だからスマートウォッチを利用しているのか、それとも、スマートウォッチを利用し始めたから「健康的で明るく前向き」になったのでしょうか。つまり、「卵が先か、鶏が先か」という質問です。

角誠さん 両方の可能性があると考えられます。

外出先や運動などアクティブなシーンでスマートウォッチを使用することが多いと思います。そのため、「健康的で明るく前向き」な人はスマートウォッチを利用する傾向が見られるのかもしれません。

スポーツを取り組む人は、もともとある程度、健康に自信があると思います。さらに、スマートウォッチなどのICTデバイスで積極的にスポーツログ利用を行うことにより、より効率的にスポーツに取り組むことができると思います。

その結果、ポジティブスパイラルが発生し、自身の健康に対する自信にも、またアクティブな生き方の向上にもつながっているのではないかと推測しております。

――最後に、スマートウォッチは今後、どのような進化を遂げていくと思いますか。また、どのようなスマートウォッチが現れるといいと思いますか。

角誠さん より多くの人がICTの利便性や健康に興味を持っていただけるように、魅力あるスマートウォッチや機能・サービスが現れることを期待しています。

ただ、スマホには「歩きスマホ」や「ながらスマホ」など影の部分もありますが、スマートウォッチについても影の部分が出てくる可能性もありますので、引き続き注視していきたいと考えています。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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