「村上に対し、相手も研究してくる。白星はそんなに甘くはない」
スポーツ紙記者は、
「昨年大活躍した村上に対し、相手も研究してくる。順調に白星を重ねられるかというとそんなに甘くはない。打線も森下翔太、大山悠輔、佐藤のクリーンアップにエンジンがかかっていない。
春先は我慢の時期になるのでは。6月まで勝率5割をキープして勝負の夏場で貯金を積み重ねる戦いになるんじゃないですかね。セ・リーグで首位を独走する力を持ったチームはないですし、焦る必要はないと思います」
と分析する。
阪神は投手力を中心としたディフェンスのチームだけに、先発ローテがきっちり稼働するか。そして、昨年のリーグ優勝、日本一の原動力になった村上、大竹耕太郎、そして復活を期す青柳晃洋がポイントになる。
4月3日のDeNA戦は伊藤将司が先発予定。新人からの3年間で計29勝をマークしている左腕の好投で流れを変えたい。(中町顕吾)