静岡・川勝知事、電撃辞職表明も「職業差別皆無」「不適切ではない」主張 「逆ギレ無理ある」「知性高いと言えない」と理解得られず

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「何のための辞意なのか...自分は悪く無い悪く無いけど辞めるって、下手なプライドが見苦しい」

   川勝知事の電撃辞職宣言には、著名人らも複数反応している。

   1日の発言について「政治家として失格だ」などと厳しく批判していた長崎県平戸市の黒田成彦市長は2日、会見を受け「さっきニュースで会見していたけど、本人は発言を撤回せず、内容の不適正さに気づいていないようだ。とすれば、この川勝知事は言葉遣いが苦手で、知性が高いとは言えない人物なのだろう」と川勝知事の言葉を引用して批判した。

   日本維新の会音喜多駿政調会長(参院議員)は「発言は問題ですし、リニアの件も含めて知事としての資質に著しく欠ける」などとしていたが、辞職を受け改めて「川勝県知事、そして投げ出しか。酷いな」とした。

   タレントのフィフィさんは「川勝知事、職業差別発言をマスコミの切り取りだと逆ギレするのには無理があるし、辞めるなら今すぐ辞めるべきだよ、何のための辞意なのか...自分は悪く無い悪く無いけど辞めるって、下手なプライドが見苦しい」と会見での主張に呆れている。

   「2ちゃんねる」創設者のひろゆきこと実業家の西村博之さんは「何はともあれ、高齢の政治家が自決を評価することにしているおいらです。勇退が社会的に評価されるほうは、自分から引退する高齢の政治家や経営者は増えると思います」と辞職の意向を示したことについて評価した。

   脳科学者の茂木健一郎氏は「牛の世話よりわからずや知事の世話の方がよほど大変だったでしょうね。知性はもちろん忍耐が必要だったでしょう。県庁のみなさま、おつかれさまでした」と静岡県庁の職員らを労った。

   その上で、「一日経って、あれだけ学者として優秀な川勝平太さんが、県知事を何年もやったあとで、なぜ、public speechの基本的な気づかい(自分の言葉がどのようにとられるか、あらゆる角度からあらかじめあるいはリアルタイムで検討すること)を身に着けていらっしゃらなかったのか、とても不思議に思う」と今回の発言への疑問を吐露している。

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