「もしコロナ前から多店舗展開や店の継承をめざしていれば」
店主は、「調理の仕事も終りがあるとは思ってましたがまさかこの年齢で終りが来るとは。。」ともこぼす。「大きな店であれば味の決定やチェックに人を雇ったり代替わり等できるかと思います」という一方、
「もしコロナ前から多店舗展開や店の継承をめざしていればレシピの言語化数値化や評価基準なんかの準備もしていたとおもいますが、後遺症が出てからでは全てが遅かったです」
と述べ、「そもそも店を増やす気も誰かに引き継ぐ気もなかったのでしょうがないですね」と結論付けた。
店を開いて17年という店主。「このまま埋もれさすのはもったいない」と、店の経営ノウハウをまとめた文書をブログサービス「note(ノート)」で販売する構想も予告している。
発表を受けてXでは、「大好きだった新宿のカレー屋・草枕が閉店。しかも閉店理由がコロナの後遺症で嗅覚が戻らないとのことで、大変悲しい」「ショック過ぎる...」「料理人の方のコロナはリスク高いよね...どうかご回復を祈ります」と惜しむ声が広がっている。
突然のお知らせで申し訳ありませんがcurry 草枕は3/31で一般営業を終了、4/28で閉店・廃業します。
— curry 草枕 新宿 (@currykusa) March 31, 2024
4月は既存のお客様・関係者限定の予約営業のみ行います。混乱回避のため当店にご来店されたことがない一見さんはお断りしますhttps://t.co/gxs80nSBxA