「どの業務も必ず安全とつながる」「安全維持の決意の日に」 羽田事故から3か月、航空2社トップが込めた「安全」への思い

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ANAグループ入社式では1971年の雫石衝突事故にも言及

   JALに先立って、スカイマークを挟んで2つ隣の格納庫で行われたANA(全日空)グループの入社式では、ANAホールディングス(HD)の芝田浩二社長が1月2日の事故に言及。1971年に岩手県雫石町上空でANA機と航空自衛隊の戦闘機が衝突し、ANA機の乗員・乗客162人全員が死亡した事故にも触れた。ANA機が関係した死亡事故は現時点ではこの事故が最後だ。芝田氏によると、「その後の52年間にわたり、グループ社員ひとりひとりが、仲間との相互理解と信頼をもとに、責任をもって誠実に行動し、安全を守ってきた」。

   その上で

「この格納庫で迎えた今日の日を、ひとりひとりが責任感をもち、ANAグループの安全を維持していく一員となる決意の日だと心に銘じていただきたい」

と説いた。ANAHDは19年以来5年ぶりにグループ37社が格納庫に一堂に会して入社式を行った。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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