朝の情報番組「ラヴィット」(TBS系)4月1日放送で、VTR中に北朝鮮の軍隊のパレードや金正恩朝鮮労働党総書記が敬礼する映像が流れる放送事故があり、ネットが騒然となった。番組終盤、田村真子アナウンサーが番組内で謝罪した。
TBSはJ-CASTニュースの取材に対し「制作現場の人為的ミスにより、本来『Jアラート』発表などの際に準備していた資料映像を誤って放送してしまいました」と回答した。
「北朝鮮の映像」トレンド入り
放送されていた企画は「トータルテンボスのいたずらツアー!春休みSP」。ナガシマスパーランドで「トータルテンボス」らがロケをしているコーナーで、CM明けの9時23分、突然、北朝鮮の軍隊のパレードや金正恩朝鮮労働党総書記が敬礼する映像が流れた。
すぐに画面はスタジオに切り替わった。田村アナウンサーは番組終盤「VTRの途中で、本来Jアラートの緊急時などに使用するために準備していた映像が誤って流れてしまいました。視聴者の皆さまにご迷惑をおかけし、失礼いたしました」と説明し、頭を下げ謝罪した。
ネットは一時騒然となり、Xでは、「北朝鮮の映像」がトレンド入りした。Xでは次のようなコメントが投稿された。
「怖すぎ」
「電波ジャック?!?!」
「サブリミナル的なものならTBSに説明責任があるな」
「エイプリルフール過ぎる」
1日、TBS広報・IR部はJ-CASTニュースの取材に対し「制作現場の人為的ミスにとより、本来『Jアラート』発表などの際に準備していた資料映像を誤って放送してしまいました。今回の反省を生かし、再発防止に努めてまいります。まことに申し訳ありません」と改めて説明した。