歌手のアグネス・チャンさんが2024年3月28日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏が、違法賭博に関与した疑いで球団を解雇されたと報じられている騒動について、ブログで私見を述べた。
30日には、ブログの内容が一部で誤解を招いたとし、「間違って解釈して欲しく無いです。私は大谷選手を信じてます」などと真意を説明している。
「その場で通訳さんがパスワードなどの情報を手に入れた可能性はあります」
水原氏については、違法なブックメーカーで賭けるため大谷選手の銀行口座の金を着服したとみられ、米スポーツ専門チャンネルESPNは、少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が違法なブックメーカーに送金されたと報じている。
大谷選手は3月26日(日本時間)に開いた会見で、自身の違法賭博への関与は否定。「彼(水原氏)が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ皆に嘘をついていたというのが結論」などと語った。
アグネスさんは28日のブログエントリーで、自身が英統治下の香港生まれで、英語に堪能であっても、オンラインバンキングの操作は難しいとし、「銀行の方に教えてもらいながら、何回も間違って、やっと出来たのです」という実体験を明かした。
その上で、大谷選手について、「きっと誰かがそばで英文を読んでもらって、手取り足取りしないと操作は出来ないと思います。その場面を想像すると、大谷選手はオンラインバンキングを通訳さんと一緒にやっていたと思います。その場で通訳さんがパスワードなどの情報を手に入れた可能性はあります」と推し量った。