人気ギャグ漫画「ボボボーボ・ボーボボ」が舞台化されることが2024年4月1日に明らかになった。公式Xが発表し、同日公式サイトも公開された。
衝撃の実写化だが、発表されたのは4月1日。日付が変わった直後に、一度はデタラメな内容が投稿されたこともあり、ファンからはエイプリルフールの「ネタ」ではないかと困惑する声も相次いでいる。
日付変わった直後は「日程:300X年 会場:鼻毛真拳劇場 脚本/総合演出:ボボボーボ・ボーボボ」
「ボボボーボ・ボーボボ」は、01年から07年にかけて週刊少年ジャンプで連載された澤井啓夫氏による「不条理ギャグバトル漫画」をコンセプトとしたギャグ漫画だ。
「マルハーゲ帝国」に支配された未来の地球を舞台に、人類を丸坊主にしようと目論む帝国の皇帝が指揮する「毛狩り隊」から人類を守るため、究極の拳法「鼻毛真拳」の使い手「ボボボーボ・ボーボボ」が戦うという物語で、アニメ化やゲーム化もされている。
公式Xは1日0時に「ボボボーボ・ボーボボ 舞台化決定!」として舞台化を発表。しかし、この投稿で発表されていた日程や会場は「日程:300X年 会場:鼻毛真拳劇場 脚本/総合演出:ボボボーボ・ボーボボ」とデタラメだ。
投稿には、何もない舞台の写真を背景に「舞台 ボボボーボ・ボーボボ」との文字のみが表示された画像と、「#エイプリルフール」としてネタバラシをするハッシュタグが添えられていた。
「お遊び」と思いきや12時間後に具体的な情報が
エイプリルフールに合わせた公式の「お遊び」と思いきや、それから12時間経過した、12時15分過ぎに「伝説の不条理ギャグバトル漫画 舞台化決定。その名も...超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ」と再度舞台化を発表する投稿が行われた。
こちらの投稿には、「#ボボステは実在します」とするハッシュタグが添えられており、舞台上に主人公・ボーボボのトレードマークである金髪のアフロウィッグと、特徴的なサングラスの写真が置かれた写真も公開されている。
発表によると、24年10月から足立区の総合文化施設「シアター1010」で上演予定だ。脚本は演劇ユニット「SUGARBOY」を主宰し、舞台「北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-」、「≒JOY☆FAIRY LIVE STAGE『ミルモでポン!』」などで脚本を務めた川尻恵太さんが担当する。
脚本の川尻さんも「超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ、脚本・総合演出で参加いたします。皆様劇場で一緒にハジケましょう。ただしつけものテメーはダメだ」と「ボボボーボ・ボーボボ」第1話で、ボーボボが放ったセリフを引用しつつ参加を表明した。
エイプリルフールの嘘かと思いきやまさかの実写化という流れに、SNSでは混乱しつつ面白がるコメントが相次いでいる。
「えっ、あれ? この前のポストのエイプリルフールネタの続き...ではなく、現実? えっ......(まだ混乱してる)」
「ボボボーボ・ボーボボが舞台化...? 鼻毛真拳はどうするの...? ところ天の助は...? どうするの?? →あっなんだエイプリルフールか騙された →え、こっちのポストはエイプリルフールのタグない...あれ...嘘じゃない...? え? どっち...?? で今めちゃくちゃ混乱してる」
「1度エイプリルフールネタとして振っておいてからのマジという隙を見せない2段構え...ハジケてるわぁw」