「直球の強度を上げて、先発で結果を」
スポーツ紙デスクは、
「上沢はフォーク、カットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップと多彩な変化球を投げ分けられるのが大きな強みだが、直球の球速が145キロに届かないようだと厳しい。
オープン戦は力みがあったのか、自慢の制球力に狂いが生じていた。このままでは通用しないことは本人も感じていると思う。直球の強度を上げて、先発で結果を残したいですね」
と期待を寄せる。
金銭トレードでチャンスが巡ってきたが、何度も失敗が許される世界ではない。
日本ハムでエースとして活躍した右腕は、吉田との共闘で首脳陣の信頼を勝ち取れるか。
30歳右腕がアメリカンドリームをつかむための新たな挑戦が、始まる。(中町顕吾)