NTTドコモ「FOMA」「iモード」、2026年3月でサービス終了 なぜKDDI、ソフトバンクよりも長く続いたか 専門家の見解は

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3Gサービス終了...KDDI(au)は22年3月、ソフトバンクは24年4月

   もっとも、競合のKDDI(au)とソフトバンクでは、NTTドコモよりもはやく3Gサービスを終了させている。

   具体的には、KDDI(au)の3Gサービス「CDMA 1X WIN」は22年3月末でサービスが終了している。ソフトバンクでは24年4月15日に終了する。

   ちなみに、ソフトバンクの場合、当初は24年1月31日終了の予定だったが、能登半島地震の影響により延期した。さらに被災地の状況を踏まえ、石川県在住者にかぎり、24年7月31日まで利用可能となる。

   これら2社と、NTTドコモの違いはなにか――。

   ITジャーナリストの三上氏は「FOMAやiモードの通信機能はモジュール端末として、産業機械に組み込まれていたことが理由です」と指摘する。

   どういうことかといえば、たとえば飲食店や工場検品のバーコードリーダー、ガスや電気の検診器など、法人需要が強かったことが挙げられるという。そこで、これら機器の移行に時間がかかるために、NTTドコモではサービス期間を長くとったという。

   また、NTTドコモの場合、いわゆる「ガラケー」の契約台数が多く、「iモード」契約も相当数残っていたこともあいまって、サービス提供を伸ばしたのではないかとみる。

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