音楽家の坂本龍一さんの死去から1年となる2024年3月28日、北インドの楽器「タブラ」奏者のU-zhaan(ユザーン)さんがXを更新し、生前の坂本さんとのエピソードを明かした。
「デザートの写真を撮るときにスマホの画面でちょっと照明を足してくれる」
ユザーンさんはXで「デザートの写真を撮るときにスマホの画面でちょっと照明を足してくれる、優しい教授が好きです」と投稿。レストランで提供されたとみられるデザートに向けて、カメラの向かい側に座る坂本さんがスマートフォンの液晶画面をかざしている写真を公開した。
Xユーザーからは「優しい... それにしても可愛いおじさん達だこと」「泣いた あげてくださってありがとうございます」「もう一周忌。時の流れは、早いですね。教授の音楽と、笑顔と優しさを忘れません U-zhaanさん、素敵な写真をありがとうございます」などのコメントが寄せられている。
ユザーンさんは、坂本さんの生前、たびたび音楽活動を共にしてきた。ユザーンさんが14年10月にリリースした初のソロ名義のアルバム「Tabla Rock Mountain」には、坂本さんが所属していた「イエロー・マジック・オーケストラ」の楽曲「テクノポリス」(1979年発売)を坂本さんとコラボ演奏した「Technopolis」が収録されている。
2018年9月には、坂本さんが1999年にリリースした楽曲「energy flow」を坂本さん本人と一緒にカバーした「energy flow -rework」を発表。さらに2019年4月には、ラッパーの環ROYさんと鎮座DOPENESSさんを加えた「エナジー風呂」を発表した。
デザートの写真を撮るときにスマホの画面でちょっと照明を足してくれる、優しい教授が好きです pic.twitter.com/C4OhtgH8wo
— U-zhaan(ユザーン) (@u_zhaan) March 28, 2024