外国人選手=「助っ人」という扱いではない 日本の投手レベルも高い
橋上氏は「現在は外国人選手イコール『助っ人』という扱いではなくなっている。やってみないと分からないというような感覚になってきている」とし、こう解説した。
「外国人選手の野手にかぎっていえば、昔みたいにいきなりホームランのタイトルを取るような選手をなかなか望めない。昔の助っ人と同じくらいの成績を残している選手があまりいないのが現状です。来日する外国人選手の質の問題ではなく、日本のピッチャーのレベルが世界的に高いということだと思います。今後、アメリカで実績を残した高額年俸の選手を獲得するということが難しくなってくるかもしれません。失敗してもあまり痛手を被らないような年俸の安い選手を数名獲得し、その中のひとりが当たればよい、という感じの補強になるかもしれません」
新外国人助っ人の電撃退団に揺れた新生阿部巨人。29日の開幕戦は本拠地・東京ドームで昨シーズンの覇者・阪神を迎え撃つ。