米ロサンゼルスの日本人街「リトル・トーキョー」で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の巨大壁画が完成した。完成を祝って2024年3月27日(日本時間28日)、盛大な除幕セレモニーが行われた。
打者・大谷と投手・大谷を描く
壁画がお目見えしたのは「リトル・トーキョー」内にある「ミヤコホテル」。壁画家のロバート・バルガスさんが描いた。
縦約30メートル、横約20メートルの巨大壁画は富士山をバックにバットを振る打者・大谷と、投球する投手・大谷が描かれている。
バルガスさんは、地元テレビ局「FOX 11」に「この壁画がリトル・トーキョー以外の場所にあるとは想像できない」と語った。
地元紙のロサンゼルス・タイムズは、完成を「大谷翔平は巨大すぎて失敗しないのか(too big to fail)」の見出しで報道。壁画について「ドジャースの二刀流スーパースターを取り囲む熱狂と莫大な経済的見通しの、最新かつ最も明白な兆候に過ぎない」と表現しつつ、「間もなく、リトル・トーキョーには国内外から大勢の観光客が押し寄せることが予想される。中小企業も備えができている」と報じている。
また、Xでは「巨大過ぎてビックリです」「凄い!!二刀流になってる」「実物見てみたい!」などのコメントが見られた。