福岡県北九州市のご当地ヒーロー「キタキュウマン」が2024年3月25日、幼稚園児も参加していたラッピングバスのお披露目式で心無い声を浴びせた男性がいたとして、Xに怒りをつづった。
「こどもまんなかcity宣言」に合わせて制作された「こどもまんなかバス」
ラッピングバスは、市営バスが運行する「こどもまんなかバス」。市営バスのアカウントでも、お披露目式の様子を公開している。市による子どもや子育て家庭を市全体で応援しようとの取り組み「こどもまんなかcity宣言」に合わせて制作されたもので、お披露目式にはキタキュウマンのほか地元の幼稚園の園児らも参加したという。
バスには可愛らしいイラストが全面にプリントされており、車内もバルーンで飾り付けられている。座席の背面には、キタキュウマンが「小さい君はまだ冒険の途中だ。ここでは座って休んでくれ」と呼びかけるステッカーが貼られている。
キタキュウマンは25日、Xに「こどもまんなかラッピングバス、誕生! 市長も忙しい中駆けつけてくれたぞ! 車内には私からのメッセージもたくさん貼り付けられているぞ! バスを見つけたら用がなくても乗ってくれ!!!」と報告した。
幼い子どもや家族らがが安全に楽しめるよう工夫されたバスだが、こうした取り組みを快く思わない男性がマイクを使って大音量で演説するトラブルがあったという。
「ひとに意見聞いてもらう方法としてだいぶ間違っとるやろうが」
キタキュウマンは「今日の市役所でのセレモニー中、園児がバスに乗ってる目の前で『こんなバスにいくら金使ってんだ』とマイク使って大音量で演説し続けたおっさんお前な。どうせTwitterとか見てないやろうけど許さんぞ」と憤った。
その上で「あんたの言っとることが正しいかどうか以前に、ひとに意見聞いてもらう方法としてだいぶ間違っとるやろうが。持論に自信あるなら正々堂々、聞きたくなるような方法でやれよ! 卑怯やな、こどもの前でそんなことして。お前ら老害のための街じゃねぇんだよ北九州は」と訴えた。
さらに、「まあこっちはマイクパフォーマンスのプロやからな、3倍の声出してあんたの声は子どもには聞こえんようにしたったわ!!!」と男性を「撃退」したことを明かし「出直せ!!!はっは!!!」と高らかに勝利を宣言した。
マイクパフォーマンスで子どもの心を守ったキタキュウマンには、「一億%今回の行動に支持します。ありがとうございます」「キタキュウマンにしか出来ないワザ!! さすがパンチやキックをしないヒーロー!! 言葉にパンチがあってステキです」「いいぞ!キタキュウマン!!大好き!!」など絶賛の声が相次いでいる。
今日の市役所でのセレモニー中、園児がバスに乗ってる目の前で「こんなバスにいくら金使ってんだ」とマイク使って大音量で演説し続けたおっさんお前な。どうせTwitterとか見てないやろうけど許さんぞ。…
— キタキュウマン (@kita_q_man) March 25, 2024