週刊文春による性的スキャンダル報道を受け、裁判に注力したいとして活動休止中のお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが2024年3月25日夜、約2か月半ぶりにXを更新し、現在の心境を明かした。
「一日も早く、お笑いがしたいです」などとする訴えに、ファンからのエールが相次いでいる。寄せられた声の多くが松本さんを応援する内容だが、一部には松本さんが「雲隠れ」しているとするものや、やはり記者会見が必要だとするものもある。
3月28日に第1回口頭弁論が開かれる
松本さんをめぐっては、23年12月27日発売の週刊文春で、飲み会で女性に性的な行為を迫っていたなどと報じられた。吉本興業は同日、公式サイト上の発表で「当該事実は一切なく」と否定したが、24年1月24日の発表では「外部弁護士を交えて当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めている」と説明した。
松本さんは8日、Xで「事実無根」と投稿。吉本興業は同日、松本さんから裁判に注力したい旨の申入れがあったとして活動休止を発表した。22日には週刊文春発行元の文藝春秋などに対し、名誉毀損による損害賠償と訂正記事での名誉回復を求める訴訟を松本さんが提起したと、吉本興業が発表している。
訴訟は、第1回口頭弁論が28日に東京地方裁判所で行われる。こうした中、25日夜、松本さんは1月9日以来約2か月半ぶりにXに投稿した。
「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」