「報道も過熱しているので、メンタルを整えることが難しい」
「取材対応することになったのは、疑惑に対する自身の関与について、『きっちり説明すべきだ』という米国メディアの論調が強まっていることが背景にあると思います。一部のゴシップまがいのメディアには『大谷が違法賭博の主犯なのでは』など書かれています。身の潔白を証明するためにも、自らの口で語った方がよいと判断したのでしょう」
スポーツ紙記者は、こう指摘する。
「ただ、取材対応したから騒動が収まるかと言えば、そうではない。信頼していた水原氏がこのようなかたちで電撃解雇になり、野球どころではないほどのショックを受けていると思います。報道も過熱しているので、メンタルを整えることが難しいと思います」
大谷の口から何が語られるか――。(中町顕吾)