「推し色」ファッションでライブへ
「ATELIER PIERROT 横浜ビブレ店」セールスマネジャーに、ゴシックロリィタファッションの「昔と今」の違いを聞いた。
まず、2000年代のゴスロリファッション。当時は、ブランドを統一したコーディネートが完璧なファッションとの概念を持つ人が多かった。一方、今の若い世代は、決まったブランドにこだわらず、さまざまなブランドを組み合わせたコーディネートを着用することに抵抗がない。一方で、ゴスロリファッションを、日本のカルチャーとして楽しんでいる点は、昔も今も共通していると話す。現在は、1990年~2000年頃に比べて売り上げが約7倍増加したと話す。
2000年代には「ロリィタお茶会」というものが催されていた。ロリィタ、ゴシック服を着用し、アフタヌーンティーを楽しむものだ。この点も聞くと、変わらず行われているとの話。
だがそれよりも、「推し活ブーム」の影響が強まっているようだ。好きなアーティストのメンバーカラーを取り入れたゴスロリファッションに身を包み、ライブやイベントに出かけて行くことが多いという。