「食費1か月1万円は余裕!」に騙されないで! Xで議論の尽きない「自炊はコスパいいのか悪いのか」問題

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「自炊やる必要ある?」へのリュウジさんの見解は

   自炊のコスパについて、プロの見解はどうなのでしょうか。

   「スーパーの(値引きで安くなった)半額弁当を買ったほうが安くないですか?自炊をやる必要ある?」という質問に対する、料理研究家のリュウジさんの回答が反響を呼びました。

「いつもそれだけだと心が死ぬ」半額弁当を肯定しつつ自炊スキルの素晴らしさを語る、最近の自炊論争への料理研究家リュウジ氏の回答が流石だった - Togetter

   リュウジさんは「金だけで言えば全然やんなくていい」ときっぱり。

   その理由として、「自炊が安くすむかどうか」は調理する人のスキルによって変わり、また自炊する環境を作るための初期投資も必要になって来るので、「時間とお金が惜しい」ならやらなくても生きていけると書いています。

   しかし、そのうえで「毎日違う味の料理を自分で食えるって人生におけるメリットが半端ない」とも。「スーパーの半額弁当は味付けが変わらないから、いつもそれだと心が死ぬ」という精神的なデメリットも挙げつつ、自炊についてお金や時間以外のメリットの大きさを示したかたちです。

   実際に食事をスーパーのお弁当屋外食だけで済ませ続けた結果、「心が死ぬ」状況になったという人は多いようで、リュウジさんの言葉に共感する反応が複数あがっています。たとえば、

「自炊できるってことは、『半額弁当を買う』も選択できる」
「人生は0-100じゃない。(自炊ができると、食の選択で)割と調整が効く」

といった、食生活の幅が広がることをメリットとして挙げる声も出ていました。

   Xで注目される「自炊のコスパ」についての話題を見ると、「自炊はコスパが良いのか、悪いのか?」という問いに対して明確な答えを出すことは難しいことが伝わってきます。

   だからこそ、永遠の問いとして、これからも繰り返し議論が巻き起こりそうです。

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

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