TARAKOさん出演の「ちびまる子ちゃん」最終エピソード放送 OP&ED曲に懐かしの曲、映像&テロップで惜別「TARAKOさん ありがとうございました」

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OP曲は「うれしい予感」 ED曲は「アララの呪文」

   この日は、通常の放送と違うオープニング(OP)曲、エンディング(ED)曲が流された。

   オープニング曲は、通常の「ももいろクローバーZ」が歌う「おどるポンポコリン」に代わって、1995年に「ちびまる子ちゃん」が再開したアニメ第2期の最初に使われていた、渡辺満里奈さんの「うれしい予感」(95年1月~96年5月)だった。

   原作の漫画「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさんの作詞、大瀧詠一さんの作曲によるものだ。

   エンディング曲でも、通常の斉藤和義さんによる「いつもの風景」に代わって、過去に使われていた「アララの呪文」が流れた。

   この曲は、2004年7月~12年3月に使われていたもの。まるちゃん(TARAKO)と「爆チュー問題」(お笑いコンビ「爆笑問題」によるコントのキャラクター)が歌う、元気の出る名曲だ。

   感動の演出もあったTARAKOさんの声による「まるちゃん」の最終エピソードの放送は、Xでも話題に。

   「ちょっとTARAKOさん以外の声優の方の声は全然想像できない。もうやっぱりこの声がまる子の声なんだよね。」、「TARAKOさんのちびまる子ちゃんは今日で最後か。 なんか寂しいね。」、「こんな悲しい気持ちで見るまるちゃん初めて もう新しいTARAKOさんのまるちゃんの声聞けないなんて...。」と惜しむ声が寄せられていた。

   TARAKOさんの訃報が届いたのは、24年3月9日。所属事務所「トルバドール音楽事務所」の公式サイトでは、「今年に入り病と闘いながら仕事をしておりましたが、容体が急変して亡くなりました」と発表していた。

   TARAKOさんは1960年生まれ、群馬県出身。声優としては80年代から活躍。代表作に、『ちびまる子ちゃん』の「まる子」のほか、『それいけ!アンパンマン』(90年~)の「フランケンロボくん」、『まじかる☆タルるートくん』(90年~92年)の「タルるート」、『みかん絵日記』(92年~93年)の「みかん」、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(2005年~06年)の「チビキング」など。

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