2024年3月に亡くなった声優のTARAKOさんが、34年間にわたって演じてきたテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ)の主人公・まる子(まるちゃん/さくら ももこ)役の最後のエピソードが、3月24日に放送された。
「まるちゃん」&「たまちゃん」のやりとり「ずっと仲良しでいようね」
番組終盤、「TARAKOさん ありがとうございました」というテロップが流れ、同じタイミングで、主人公の「まるちゃん」を自己紹介する、昔の映像も挿入された。TARAKOさんの声によるこんな紹介があった。
「私、小学校3年の時のさくらももこです。小さかったから、からちびまる、なんて呼ばれて。女の子だから、下に子をつけて、『ちびまる子ちゃん』なんて呼ばれていたの」
続いて、「まるちゃん」と親友の「たまちゃん」の2人のやりとりも。ここでは、TARAKOさん演じる「まるちゃん」が「たまちゃん」に向かって、
「もしケンカしても、どうせ私が悪いんだろうからさ。その時は謝りに行くから待っててね。いつまでも苦労かけるねー」(まるちゃん)
「ずっと仲良しでいようね」(たまちゃん)
「うん、いようね。うふふふ」(まるちゃん)
といったやりとりをする一幕も。
そして場面が変わり、桜の風景とともにラストシーンを迎えた。
作品の間に短く入るアイキャッチも、「まるちゃん」が山本リンダさんの曲「狙いうち」をまねる、「うだだーうだだー、うだうだだー、うだうだだーだー」が挿入されていた。